

※本ページの内容は、2025年 12月 16日(火) 13:00〜14:00実施の当社セミナーのアーカイブとなっております。
「受講率は上がったのに現場が変わらない」―その背景には2つの構造的なズレが潜んでいます。第一に、経営戦略と人材育成体系の断絶。中計は刷新されても研修は10年前のまま、昇格要件という「通過儀礼」と化している。第二に、現場と学び方の乖離。多様な専門家がAIと協働する時代に、研修だけが「個に閉じた」形式で取り残されている。20年以上にわたり組織・人材コンサルティングに従事し、「人と組織の学び」を研究する佐藤達実が、「やらされ感」の構造的要因を解明します。
このセクションでは、「やらされ研修」から脱却するための2つの再設計ポイントを、企業事例とともに解説します。第一に、理念・戦略と人材育成体系の連動です。エネルギー業界A社では、理念の再定義をきっかけとして、理念や戦略と人材像、人材育成方針を連動させ、さらには評価制度を含め人材マネジメントとの連動も進め、学びと評価の好循環を実現しました。第二に、情報通信業界B社では、「個に閉じた学び」から「実践に開いた学び」へと学習観を転換させています。その結果、従来の3本柱に「学び合いの場」を第4の柱として加え、「浪費的に働くのではなく、投資的に働く」という学び続けるカルチャーが醸成されています。
このセクションでは、人材育成体系の構築・再設計を5つのステップで解説します。①経営層と現場双方からのニーズ把握、②育成方針の策定、③人材像の定義、④育成機会の体系化、⑤運用・定着―特に「作って終わり」を防ぐPDCAサイクルの確立が成否を分けます。さらに、アイディール・リーダーズならではの手法を融合したアプローチも紹介。ワークショップで社員を巻き込み「私たちが作った制度」という当事者意識を醸成することで、制度の浸透速度を飛躍的に高める手法をお伝えします。